忘れかけてた愛がよみがえる、らしい。
眠れない夜は長い、もう2時半です。本を読んでいたら、妙に目がさえてしまい眠れなくなった。最近読み終えた本が「不勉強が身にしみる(長山靖生著、光文社新書)」。不勉強と言うより親の見識不足(教育すべきことがわからない親)から始まって社会の不見識(社会や教育矛盾、頭を使わない社会への不信)に至る、壮大な「バカばっか論」と言ってしまうと極論にすぎるでしょうか。
ゆとり教育は理念は立派だったが、あまりに内容(到達経路)に乏しかった。個人の個性を評価するのは大事なことだが、他人との競争だって必要だ。でもって学力低下・ぶっとんだ事件などに一喜一憂し、右往左往する大人はしかっりしろと。考えさせられることは多かったのだが、それが不勉強かと言われると違う気がする。日本の教育が「学び覚える」ことを重視し、「学んだことを活かす」ことにはあまり力を入れてこなかったのは事実かも知れませんが、それは不勉強なのかと。
確かに不勉強は身にしみてます。もっと勉強しておけば良かったと思うし、今でも日々勉強です。機会があれば大学にもまた聴講とか出来ればと思う。結局のところ、不勉強という意識は知的好奇心の裏返しなのかもしれません。