一つの終わりは、次への始まり。別に、悲しいことでもない、かもね。
2008年、ひとつ時代が終わるのかもしれません。何がって、ビル・ゲイツ氏が今年で引退。世界一の金持ち、MS帝国の暗黒皇帝、元祖パソコンオタク。彼の功罪は、いろいろあるでしょうが、時代を作った人物であることに間違いはないわけで。でもMSは好きになれないな、何となく。WinMeの印象が悪すぎた。
そして、この2月でネスケのサポートが終了。インターネットの普及期に一時代を築いたブラウザも遂に終焉を迎えます。エンジン部分はfirefoxとして生き続けるとは言え、やはりネスケの名前が無くなるのはちょっと寂しい気もします。MSが本気になったら、とんでもないことをやらかすことがわかったブラウザ戦争、本気のMSは3世代目からが怖いですよ…。
ビルGが去るMSはそれでも業界の巨人であり続けるだろうし、ネスケの去るブラウザ界も大きなシェアの変動はないでしょう。他方で、SilverlightとかAIRとか、本格的に広まり始めるかもしれない。
始まりは終わり、終わりは始まり。2008年は、どんな年になるのでしょうか。