ハリーポッターがどんどん暗く重たくなって行く。
ハリーポッター・シリーズの6作目。4作目で「あの人」が復活して以降、話が重たくなる一方です。それまでは復活を阻止する青春&勧善懲悪モノだったのに…ハリーもいつまでも子供ではないということでしょうか(いろんな意味で)。公開がのびたぶん、そして人気シリーズだけにちょっと残念な作品でした。
原作を読んでいないのですが、たぶんかなり話を割愛しています。だから話のつながりが分かりにくい。今回わかったのは「あの人」の魂のありか(ありがちな設定です)と、ダンブルドア校長が殺されること。ハリーとハーマイオニーとロンとジニーの恋の行方くらい。次作への序章なんでしょうか。
しかも、次回作にして最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」は前後編に分かれるらしい(来年・再来年にそれぞれ公開予定)。なんと言うか引っ張っている感じがつらいな。シリーズものも大変です。
ちなみに当初比較されていた「ロード・オブ・ザ・リングス」的な深さはまだないです。あの物語は語り継がれていくでしょうが、ハリー・シリーズの評価はこれからです。
ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)の支配力が強大になっていくなか、ハリー(ダニエル・ラドクリフ)とダンブルドア校長(マイケル・ガンボン)は、ヴォルデモートの防御を解く手がかりを探るため、極めて重要な情報を握っているダンブルドアの旧友で元同僚ホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)を学校に迎え入れる。
スタッフ
監督: デヴィッド・イェーツ
製作総指揮: ライオネル・ウィグラム
原作: J・K・ローリング
脚本: スティーヴ・クローヴス
撮影: ブリュノ・デルボネル
プロダクションデザイン: スチュアート・クレイグ
衣装デザイン: ジェイニー・ティーマイム
編集: マーク・デイ
音楽: ニコラス・フーパー
キャスト:
ダニエル・ラドクリフ
ルパート・グリント
エマ・ワトソン
ジム・ブロードベント
レイフ・ファインズ
ヘレン・マックロリー
ヘレナ・ボナム=カーター
マイケル・ガンボン
ロビー・コルトレーン
マギー・スミス
ワーウィック・デイヴィス
ティモシー・スポール
デヴィッド・シューリス
ジュリー・ウォルターズ
デヴィッド・ブラッドリー
ジェシー・ケイヴ
フランク・ディレイン
トム・フェルトン
マシュー・ルイス
ヒーロー・ファインズ=ティフィン
他
シネマトゥデイより