発端は、自分も実行委員をやらせてもらっている CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.2 で、Facebookのビジネス利用についてのセッションがあること。最近は1年前のtwitterのように、テレビでもFacebookの名前を聞くようになったし、ソーシャル・ネットワーク(映画)もやってるし、もうちょっと使ってみようかと。
週刊ダイヤモンド 2011年 1/29号を読んだ
特集が「2011年フェイスブックの旅 全世界で6億人がつながるネットワーク」。記事の内容としては、Facebookの概要、メリット、利用法、成功事例など。「週間ダイヤモンド」が一般ビジネス誌であることもあり、内容的には表層的というか、入門的な感じ。情報感度の若干高めなサラリーマン向けに、「Facebookをはじめてみませんか」的な内容といえばわかりやすいかも。
WebSite expert #34 を読んだ
こちらも特集は「Facebookが来る!!」。このあたりだけをとっても、Facebookに注目が集まりつつあることがわかる。WebSite expertはWeb業界向けの雑誌で、どちらかというとWebのディレクターとかプロデューサー、マーケティング向けなイメージ(実制作のスキルがメインではないイメージ)。内容的にも、週刊ダイヤモンドよりも幾分か踏み込んだファンページの活用といった記事。ただ、Web業界向けな雑誌なためか、「Facebookすげー」という記事に終始、日本的にローカライズしたFacebookの活用という実用ステップには踏み込めていない感じ。
ソーシャル・ネットワークを見た
はい、ネタです。「ソーシャル・ネットワーク」は若き日のマーク・ザッカーバーグ(Facebookの創始者でCEO)が、Facebookを立ち上げ、発展していく様を描いた映画です。あくまでフィクション。映画を見てもFacebookのサービス自体にはほとんど触れないので、なんら詳しくはなりません。映画を見るとむしろ、マーク嫌な奴→Facebook嫌いという気がしてきます(←あくまで事実に基づいたフィクション、誤解なきよう)。
いろいろと仕込みをしています
ファンページを作ってみたり(実際に作ってくれたのは別の人ですが)、いくつかのサイトに「いいね!ボタン」やその他ソーシャルメディアと連結する仕組みを導入したり、手を動かしてみています。経過については追って、ブログにエントリーできればと思います。
結局のところ
現状ではなんとも言えないもの事実です。日本ではSNS市場ではmixiが独り勝ち状態ですし、Facebookより大きく先行するSNSがある国では苦戦していることもあるようです。そんなネガティブな話もありますが、今後大きく発展する可能性もありますし、一度のってみることって大事じゃなかと思います。
わたしのようにWeb制作を生業にしているものにとって、HTML5やCSS3やajaxやCMSといった制作スキルは、基礎体力として大事な部分です。しかしながら、製作されたがWebサイトがクライアントにとって価値あるものになるためには、我々の製作スキルをどういう形で発揮するかが問われていると感じています。
製作スキルを発揮する分野が、既存のWebサイト構築の延長にあるのか、電子書籍にあるのか、Facebookにあるのか、それはわかりません。可能性の一つとして、取り組む価値は大いにあると思います。
そんな危機感に共感される方、ぜひ CSS Nite in SHIZUOKA, Vol.2 にご参加くださいw