愛は実存するのか。そんなことはわかりません。
11/20に発売されるTHE BEATLESの最新アルバム「LOVE」が物議を醸しています。ビートルズの曲をオリジナルのプロデューサーとその息子がリミックスして、「THE BEATLES」名義で出すことは是か非か。賛成派は「技術の進歩による新しい試みがあってもいい、それこそがビートルズの精神」って感じ。反対派は「ビートルズの名義を使うのは、これはもう冒涜行為」と言った主張。
私はありだと思う。基本的にビートルズは1970年に解散していて、8年間で残した楽曲は213曲。その上で「アンソロジー」で出したお蔵入り音源や新録曲、「THE BEATLES LIVE! at THE BBC」のスタジオライブ、「Let It Be Naked」の復元(?)というアプローチがあり、シルク・ド・ソレイユとのコラボにリミックスがある。それでいいじゃない?
そこにJOHNが聴いたら怒るとか、商業主義だとか、難しい理屈を持ち込むのはどうかと思う。PoulもRingoもYOKOもOliviaも、JohnもHarrisonも怒ってないんじゃないか。たかがポップミュージック、嫌なら聴かなきゃいい、文句つけるようなことか、と。そして思うのです。彼らが歌った愛ってなんでしょう。