日記【再インストール】

目下格闘中

先日、BootCamp(Intel入ってるなMacでWinを起動させるソフト)がベータながらVistaに対応したので、WinVistaを購入(給料がでたので)しインストールしようとしたところ、MAC OS Xの問題で再インストールしろと言われる始末。仕方なく格闘中。

このマシンに乗り換えたときは全マシンの設定を移行したので昔からのゴミファイルも多いしいい機会なのだが、しかし近いうちに今度はMAC OS Xのアップグレードもあるだろうから、結局は二度手間な気もするのが癪です。今のうちにやっておきたいし。

WinVista導入の目的はIE7を含む新しいテスト環境の構築。はたして如何なものか。

日記【台湾のこと】

すっかり放ったらかした台湾旅行のことを少し。

3/5〜9に台湾旅行に行ってきました、もちろん中国語は喋れません。初日と最終日はほぼ移動のみですので正味3日間。緯度で言うと沖縄よりも少し南にある台湾は暖かいと聞いていたが、少し肌寒かった、そして雨が多い。中国に比べると非常に親日的。

2日目はツアーの台北市内観光。孔子廟や中正記念堂(蒋介石記念館)、忠烈祠(台湾版靖国神社)、故宮博物院などを駆け足で回る。まあ、下見みたいなものでした。忠烈祠で見た衛兵の交代式は凄かった。一糸乱れぬ行進や瞬き一つしない衛兵の様はすごかった。軍隊のストイックな様式美なんだろう。夜は夜市に出かけ、屋台で晩ご飯。こういう風情もなかなか良かった。

3日目、終日自由行動。九份の町並みを歩く。「千と千尋の神隠し」で両親が豚になる町のモデルになった土地。昔は金鉱がありゴールドラッシュに沸いたらしい。台湾の鉄道にも乗った。夕方からteipei101(高さ500mの現在世界1の高層ビル)へ。エレベーターでほんの数十秒で展望階まで上がってしまう。度を超えた超々高層ビルはもはや理解不能。

4日目、終日自由行動。ずっと故宮博物院。世界4大博物館の一つ、中華文明の至宝が眠る博物館。日本がまだ旧石器時代だったころに高度な文明が芽生え、発展してきた歴史が感じられます。人類ってすごいです。もっと見ていたかった。

駆け足の旅行記録でしたが、台湾で感じたことをいくつか。
・コンビニのレジ袋は有料。進んでいるのかはわからないが、見習うべきだと思った。
・地下鉄(MRT)のチケットは広告が印刷されていて、たぶん再利用される。エコだな。
・原付が多い。中国の自転車が原付になった感じ。排気ガスでマスクが必須なのは×。
・ミスドは大人気。

ここからはちょっと政治的な話も絡みつつ。
台湾は正式には中華民国。つまりは孫文が打ち立てた清朝を継ぐ中国の正当な政府(を主張)。で、第二次大戦後の内戦に敗れて大陸から一時退却してきた(となっているので、国土は台湾を含む清朝が支配していた中国全土)。つまりは、政府も元は「征服王朝」。では、その前はと言うと日清戦争〜第二次大戦までは日本の植民地支配。その前は清朝が、明の残留勢力を討伐してそのまま支配(17世紀〜)。歴史的にはそういう経緯。もちろん今も、中国との緊張もある。ちなみに、以上の経緯から台湾では沖縄は琉球という清朝と交易のあった国家であり、空港は「okinawa 琉球」と表記される。

さて、蒋介石と言う人は、偉大な英雄なのかも知れないが、事実上の独裁者で武力弾圧もしたし息子を後継者にもした。余談だが息子の蒋経国は優れた人物で、民主化と経済発展の基を作り、政府と在来台湾人との融和を進めたらしい。民主化されたのはこの15年くらいの話。個人の功績を讃えるのに中正記念堂なんていうものを作っちゃうあたりは、どこぞの金さん一家と変わらん。

そもそも台湾の国際的な位置づけは中国の一地方で、国ではない。歴史的、政治的に微妙なこの地域がこの先どこに向かうのか、興味が尽きないところです。

日記【眠れない夜と雨の日には】

忘れかけてた愛がよみがえる、らしい。

眠れない夜は長い、もう2時半です。本を読んでいたら、妙に目がさえてしまい眠れなくなった。最近読み終えた本が「不勉強が身にしみる(長山靖生著、光文社新書)」。不勉強と言うより親の見識不足(教育すべきことがわからない親)から始まって社会の不見識(社会や教育矛盾、頭を使わない社会への不信)に至る、壮大な「バカばっか論」と言ってしまうと極論にすぎるでしょうか。

ゆとり教育は理念は立派だったが、あまりに内容(到達経路)に乏しかった。個人の個性を評価するのは大事なことだが、他人との競争だって必要だ。でもって学力低下・ぶっとんだ事件などに一喜一憂し、右往左往する大人はしかっりしろと。考えさせられることは多かったのだが、それが不勉強かと言われると違う気がする。日本の教育が「学び覚える」ことを重視し、「学んだことを活かす」ことにはあまり力を入れてこなかったのは事実かも知れませんが、それは不勉強なのかと。

確かに不勉強は身にしみてます。もっと勉強しておけば良かったと思うし、今でも日々勉強です。機会があれば大学にもまた聴講とか出来ればと思う。結局のところ、不勉強という意識は知的好奇心の裏返しなのかもしれません。

日記【台北は雨が多い】

そんなこんなで三月も十日が過ぎました、目下絶賛有休消化中。

人生の春休み中です、有給が23日残っていて、うち20日も消化できるなんて・・・というか、ほとんど有給使ってなかったし、月休2日とかだったもんな。近況としては、引っ越しもなんとか終了し、現在段ボールの山に囲まれて生活中です。場所は富士市、富士山がほんとにキレイです。製紙工場の町で、空気と水が不味いのは難点です。田舎なので夜は暗いです。

あと、先週はずっと台湾に行っていました、旅行です。いろいろ勉強になりました、息抜きとしても良かったです。台湾でも生きていけそうです、中国語が話せれば。故宮博物院で中華の至宝を見学し、コンビニが四つ角ごとにあって袋は有料、雨が多く小雨には負けない、世界一の高層ビルはもはや理解不能、その他もろもろ。またちゃんと日記を書きます。

という訳で、生きています。多分にダメ人間生活ですが。
自分向けTo Do。明日は市役所に転入届を出し、警察で免許の住所変更を忘れずに。