こんな青春、なかった。
例によって、青春ラブストーリー。そしてお涙ちょうだい的要素満載。どうしてこういう話が好きなんだろうと思うんだけど、好きなんだからしょうがない。ストーリーを分かりやすく言えば、セカチュー。
時代設定が良いね。舞台は1977年、ラジオがまだ輝いていた頃。大人になったヒロインが働いている時代も1993とかそんなの。高校生の時は放送部だった私的には何となく親近感があったりして。ラジオ番組にハガキを書くっていう感覚、世代的にさすがにないのだけれどね。ともあれラジオです。
人物的には松重豊さんが演じる捨次が秀逸。なんか怖いんだけど憎めないおっさん。以外といい人だったりする感じ。神木君演じる太郎は初々しいというかいじらしくもあり、福田麻由子演じるたまきは本当に可愛らしい。設定が中学生、そんな時代だった気もするし、実際はどうたったか定かではない。でも、年上の先輩に憧れるって気持ちは、わかるな、うん。
難しい芸術論を並べると、何もでなくなるんだけど、甘酸っぱさと、ラジオっていいね。そんな気持ちが感じられたら、それはそれで幸せ、そんな感じ。
スタッフ
監督:永田琴 脚本:三浦有為子 原作:鬼塚忠 音楽:佐藤直紀
プロデューサー:森谷雄 撮影:福本淳 照明:市川徳充 美術:佐々木記貴 編集:今井剛
キャスト
神木隆之介,福田麻由子,広末涼子,佐藤重幸,村川絵梨,松重豊,光石研
小林克也,西田尚美,石黒賢,原田芳雄 他
見てきたんですね!実は見たかったんです、神木君好きだし佐藤重幸も好きなんです(ちなみに戸次重幸と改名しました)
本はちょっとだけ立ち読みして、既になきそうだったんですよねぇ…。