めがねは顔の一部です。
今日は軽いネタでお茶を濁す感じ、読み飛ばしてくれたら良いです。
私はめがねをいっぱい持っています。ただしどれも100円ショップの老眼鏡です。
ことの始まりは10年くらい前、網膜剥離を煩ったことから始まります。網膜という眼球の中の膜が剥がれ視神経を機能不全にする、ボクサーとかがなるアレです。普通の人でも1万人に1人くらいの確率で発病することがあるそうで、大当たりを出したわけです。また、こういった場合、白内障(水晶体=目のレンズが白濁して視力が低下する病気)を併発するケースがほとんどです。
右目の手術を2回しました。1回目で成功したかに見えたのですが、数ヶ月後に再発しました。今のところ網膜もきちんと張り付いて居るので問題ないのですが、水晶体を砕いて摘出しているため右目はどこにもピントが合っていません。そんなこんなで引きこもりなんかも経験しました。
そうこうしているうちに左目も白内障が進行してきまして、2年前に水晶体の摘出と眼内レンズの埋め込み手術をしました。眼内レンズっていうのは単焦点レンズなのでピント調整が出来ません。かくして、私の両目は片方はピントが合っていない、もう片方は一点にしかピントが合わないという、極めて不自然な状態になりました。ちなみに左目の焦点は約3m先に焦点が合うようになっており、被写界深度も遠方方向に割と深いです。
というのが前置きで、パソコンなど30cm位の距離用のめがねと読書用の20cm位の距離のめがねを使い分けています。でもって、通常は前者は黒縁めがね、後者は青縁めがねですが、よそ行き用に赤縁めがねも使っています(人の印象に残りやすいように)。
で、3メートル位先に焦点が合っている状態ってのが所謂遠視=老眼の状態に近いわけです。だから100円ショップの老眼鏡でことが足り、たくさんめがねを使い分けられる訳です。まぁ、100円だけ合って作りはそれなりでよく壊れます。だから予備もたくさんあります。
病気をして、手術や入院もして、ちょっとハンデキャップを負って、引き籠もったりもして、いろいろあったけど、健康であることの大事さやそれでも五体満足であることのありがたさを感じることもできました。人間万事塞翁が馬、何事も良いように考えるとハッピーになれる。そんな四方山話でした。(って、落ちがないですね)
追伸:めがねって映画が2年くらい前にありました。かもめ食堂の別バージョンって感じの映画。ストーリーも何もないけど好きな映画です。