映画な日々【ただ、君を愛してる】

もう一つの「恋愛冩真」、前作といっしょにどうぞ。

写真好きの誠人(玉木宏)が大学の入学式の朝出会った静流(宮崎あおい)とのラブストーリー。03年の「恋愛冩真」のアナザーストーリーという位置づけらしい。基本的な筋書きとして、「写真好きな男子とどこかミステリアスな女子が出会って、恋して、女子が写真の才能を開花するんだけど夭折する」って言うのは共通ライン。「恋愛冩真」と「ただ、君を愛してる」のどっちが良かったとか比較はしません。が、「恋愛冩真」は最後NYに行くあたりからちょっと無理矢理な感があったので・・・。

白雪姫とかのおとぎ話ではないのですが、王子様とお姫様が結ばれてハッピーエンド。っていうわけ行かない訳で、実際には結婚生活もいろいろ大変です、たぶん。そこ行くと、ヒロインが夭折してしまうと2人の物語はそこでTHE ENDなわけですから美しい思い出のまま終わるという舞台装置。ずるいって言えばずるいんですが、日本人には結構好きなシチュエーションですよね。

まあしかし、「虹の女神 rainbow song」もそうなのです、鈍感君がなぜ、ここまでもてるのかと激しく問いつめたいね(笑)。ちょっと出来過ぎ。まあ玉木宏がダメ男くんってのも何ですが、上手く演じていました。オダギリジョー程芸達者じゃないのは今後に期待ということで。

http://www.aishiteru.jp/

(06-11-04 TOHOシネマズ二条 8スクリーン)

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